トラクション

良く耳にする「トラクション」と言う言葉。

グリップ力では無く、接地感とも違う。

ラジコンドリフトでは、タイヤが地面を蹴る駆動力を表現するのに使われているようですネ。


では実際、どんな感じ？

実車では無いので体感出来るはずもなく、マシーンの動きを見て操作した感覚でしか解らない難しいものです(汗)


そこで私的な感覚・感触・フィーリングはどうなのか？

スロットルを握る(入れる)とマシーンのリヤーが僅かに沈み込みます。
この沈み込み量がトラクションの掛り具合を判断する為の一つの目安としています。

以下、屁理屈(笑)

スロットルＯＮにより駆動力でダンパーを縮め様とするが、と同時にタイヤは回転し空転しながらも駆動力と路面摩擦力の噛み合った分だけ車両を進めます。
進み始めるとダンパーの縮み(駆動力による分のみ)が止り、ダンパー本来の仕事に戻ります。

この駆動力で縮んでるであろうダンパーの縮み量を目安としているんです。

ダンパーが縮んで止まって伸びる寸前が一番トラクションが掛っていると判断しています。


例えば、スプリングを極端に柔らかい物にした場合は確かに駆動力は十分に溜まるんですが、溜まった駆動力を発射する力が弱くなり結果としてトラクションを強く感じないセットに。
逆に極端に硬くし過ぎると、駆動力が十分に溜まらず発射・・・。

もちろんスプリングの硬さだけではなく減衰力の強さによっても変わってくると思います。

要は、適度な硬さと減衰力がトラクションに大きく影響すると考えます。

話は長くなりますが、アニメ風表現だと「クォーン」とか「ギュイーン」な感じ(笑)



もう少しケツがグッと沈んで欲しいと思う今日この頃であった。